1006 NAVY ARM CHAIR ネイビーアームチェア
1944年アメリカ海軍のために作られたemeco/エメコ社のアルミニウムチェア「1006 NAVY CHAIR」です。1944年、当時の工業技術の粋を集めたようなNAVY CHAIRは、アメリカ合衆国海軍から潜水艦と空母で使用する椅子の要請を受けたemeco/エメコ社によって生み出されました。常に不安定な海の上で使用されるという条件下において必要とされたのは、安定性と強度、錆びにくく、軽量であること。長時間直射日光を浴びても熱くなりにくいこと。実用性重視でこのチェアは作られました。100%アルミニウムemecoチェアは良質なアルミニウムが原材料。独自の配合によるアルミニウム合金は、軽量、強靭、優れた耐久性を持ち合わせています。そして、アルミニウムの持つ素材としてのやわらかさ、ニュートラルな風貌はクラシックからモダンまで、どんなインテリアシーンにもマッチします。ハンドクラフトの温かみ、ぬくもり存在感emecoチェアはアメリカでは希少なハンドメイド製品です。1点1点熟練工によって丹念に作り上げられるチェアは、彫刻的なフォルムとぬくもり、存在感を放ちます。スタンダードなブラッシュ仕上げ(光沢なし)はハンドブラッシュの温かいテクスチャー。また、ポリッシュ仕上げ(鏡面/光沢あり)は、1脚磨きあげるのに約8時間もかけられ、その深い光沢はひとつのアートと言っても過言ではありません。ベテランの技から生まれるシンプリティ軽量でありながらスチールの3倍もの強度を持つemecoチェア。その品質と信頼は、優れた職人技による独自の製法と工程によって支えられています。シンプルな構造の NAVY 1006でも、77もの工程を得て初めて完成します。この独自の製法は77STEPSと呼ばれ、「Navy Chair」の基本工程として、他のemecoチェアにも踏襲されています。新しい価値観の創造アルミニウムは地金を生産する消費エネルギーのわずか5%程のエネルギーで簡単に再生可能です。emecoチェアのアルミニウムは、約80〜85%がリサイクルされた再生アルミニウムを使用。その内訳は、60%は飲料用のアルミ缶からのリサイクル、残りの40%は工業スクラップのリサイクルです。ヒップラインに影響を受けたデザインアメリカ海軍の潜水艦のために作られたアルミニウム素材の椅子「Navy Chair」の座面部分は、人間のお尻に合わせたフォルムになっています。この特徴的な座面の形は、第二次世界大戦中に最も多くの場所で貼られていたポスターの一枚である「ピンアップガール」のモデルであった、Betty Grable(ベティー・グレイブル)のヒップラインに影響を受けてデザインされたといわれています。有名なデザイナーや建築家がデザインに参加第二次世界大戦後まで何十年にもわたり、海軍の椅子として使われてきましたが、1990年の半ばになって、突然この椅子がアメリカや海外の有名なビルの中に数多く見られることに気づきました。工場側で販売の努力をすることなく、有名な建築家たちが、デザイン性や歴史が裏付ける機能・耐久性性からこのアルミニウムの椅子を使い始めたのです。2000年、emeco/エメコ社は最初のデザイナーに、Philippe Starck(フィリップ・スタルク)を迎え、新しいアルミ椅子を発表したことに続き、Hudson Chair(ハドソンチェア)などの名作椅子を次々に発表。これらはすぐに近代美術館の常設展示のコレクションに加えられることになります。以後10年間、建築家フランク・O・ゲーリーやその他の有名なデザイナーがエメコ社のアルミニウムの椅子をデザインしています。
出典:https://www.truss.jp/
商品詳細
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商品名
1006 NAVY ARM CHAIR ネイビーアームチェア
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ブランド
emeco (エメコ)
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ショップ
TRUSS (トラス)
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サイズ
幅 53×奥行 50×高さ 86cm
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素材
アルミニウム
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カテゴリ
チェア
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関連カテゴリ